lyhty

あかしのいえ

兵庫県明石市

2015年2月

敷地は住宅密集地であり北側道路面以外は境界線まで隣地住居が迫っていた。クライアントの両親より引き継いだこの土地に建っていた住宅に暮らしていた夫婦の一番の要望は「あかるい家」であった。隣地との関係性より日中も陽が入る時間が少なかったためである。今回の計画では採光・通風に検討が必要であった

家中どの部屋にも陽の光が届くこと、外部へのプライバシーを確保すること。この条件をクリアするため「口の字型」のプランを提案した。家の中央に坪庭サイズの光井戸(ライトウェル)を造ることにより全部屋に陽光を届けることができる。また坪庭部分には煙突効果も期待でき内外の気圧差により全くの無風状態においても微風が室内に流れ込む。

床材には無垢木材を使用し、オーク、パイン、杉、桧、松と様々な樹種の感触を楽しめる。クライアントのお子さんが自分達の住まいに興味を持つきっかけになるのではないか。

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設計
黒木 大亮(lyhty)
施工
直営分離発注方式
大工
たにもとけんちく工房
左官
藤木左官工業
電気
寺田電機商会
設備
ツルタ住設
塗装
河野塗装
鉄製什器
猪原 秀彦(element)
内装
アートオフィスPS
木材
share woods、ニチリン
照明
flame
板金
雅工業
基礎
福田工務店
クライアント
30代夫婦+子供2人
所在地
兵庫県明石市
用途
住居
工事種別
新築
構造
木造 2階建
敷地面積
143㎡(約邸43坪)
延床面積
125㎡(約37坪)
1階床面積
64㎡(約19坪)
2階床面積
60㎡(約18坪)
竣工年月
2015年2月
家族構成
30代夫婦+子供2人